レバテック株式会社が運営する、日本最大規模のITフリーランスエージェント。取引企業5,000社超、公開案件21,000件以上、平均月単価¥84.2万。規模・案件密度・サポート品質のすべてで業界トップクラスを誇るが、マージン非公開という1点で本誌1位の座をテクフリに譲った。
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営する日本最大規模のITフリーランスエージェント。「圧倒的な案件数」「業界最高水準の平均単価」「専任コーディネーターによる手厚いサポート」の3点で、長年業界1位を維持し続けてきた。
本サービスはSTACK REVIEWの14社比較ランキングにおいて総合スコア86点で2位。1位のテクフリ(90点)に4点差で破れたが、これは「マージン透明性」軸でのみの差であり、規模・サポート・単価の他軸ではむしろ1位水準を維持している。
「最初に登録するなら、どこ?」という問いに対する本誌の現実的回答は、「テクフリとレバテックの2社並行登録」。透明性軸のテクフリと、規模軸のレバテックを組み合わせることで、フリーランスエンジニアの主要な意思決定軸をほぼカバーできる。
レバテックフリーランスを運営するのは、東証プライム上場企業レバレジーズ株式会社のグループ会社、レバテック株式会社。IT業界特化型の人材サービスを総合的に展開しており、「レバテック」のブランド名は東京の電車広告でも頻繁に見かける、IT業界きっての大手プレイヤーだ。
レバテック株式会社は、フリーランス事業(レバテックフリーランス)だけでなく、エンジニアキャリアのほぼ全領域を網羅するサービス群を展開している:
この多角化が意味するのは、レバテックが「IT業界全体のエンジニア需給情報を、すべての角度から保有している」ということ。フリーランス案件の単価相場・スキル需要・モダン言語のトレンドまで、情報の鮮度と網羅性で他社の追随を許さない。
2005年創業のレバテックは、日本のITフリーランス市場の「市場を作った当事者」とも言える存在。市場が小さかった頃から大規模クライアントとの取引を重ね、結果として今の「取引企業5,000社・案件21,000件」という業界トップの地位を獲得した。後発のテクフリ・PE-BANK・Midworksなどが特定領域での差別化を図っているのも、レバテックの絶対的なスケールがあるからこその構造だ。
レバテックフリーランスの公開案件数は21,179件(2026年1月時点・フリーランススタート調べ)。前月比で1,178件増という急成長を続けている。この規模感は、他のフリーランスエージェントと比較して圧倒的だ。
| エージェント | 公開案件数 | レバテック比 |
|---|---|---|
| レバテックフリーランス | 21,179件 | 1.00x(基準) |
| クラウドテック | 14,000件 | 0.66x |
| Midworks | 10,000件 | 0.47x |
| テクフリ | 10,000件 | 0.47x |
| ITプロパートナーズ | 6,000件 | 0.28x |
| Tech Stock | 5,000件 | 0.24x |
| ギークスジョブ | 3,500件 | 0.17x |
レバテックフリーランスの2026年3月時点の平均月額単価は¥842,000、想定年収は約¥1,010万円。これは業界全体の中でも上位水準で、これを下回るエージェントが大半。
| 職種 | 平均月額単価 | 想定年収 |
|---|---|---|
| エンジニア | ¥830,000 | ¥996万円 |
| デザイナー | ¥855,000 | ¥1,026.5万円 |
| マーケター | ¥816,000 | ¥978.7万円 |
| クリエイター | ¥985,000 | ¥1,181.8万円 |
| PM・ディレクター | ¥983,000 | ¥1,179.9万円 |
| コンサルタント | ¥1,173,000 | ¥1,407.7万円 |
レバテックフリーランスは低単価案件(月60万円未満)をほぼ扱わないのが特徴:
つまり月単価100万円超の案件が3,667件。レバテックが「ハイクラスフリーランス向け」と評される理由は、この単価分布にある。
レバテックフリーランスのマージン率は公式に非公開。これが本誌で1位を譲った唯一の理由だ。
複数の業界関係者・利用者口コミ・エンジニア向け媒体での推測を総合すると、推定10〜20%程度とされる。レバテックは商流の浅さ——エンド直案件の多さ——で構造的な低マージンを実現している。5,000社超のクライアント基盤を持ち、その多くと直接契約しているため、中間業者にマージンを取られる構造が少ない。「マージン率は非公開だが、結果的に手取りは高い」という構造が成立している。
| 言語・技術 | 案件数(2026年1月) |
|---|---|
| Java | 3,496件 |
| JavaScript | 1,938件 |
| React | 1,482件 |
| C# | 1,438件 |
| Python | 1,409件 |
| TypeScript | 1,244件 |
| Spring | 1,130件 |
| SAP | 882件 |
レバテックフリーランスのリモート案件比率は、フルリモート25.5% + 一部リモート26.3% = 約52%。常駐案件は48.2%。フルリモートだけで絞り込んでも5,000件超の案件が存在するため、絶対数で見れば十分。
首都圏が80%、関西・中部・福岡で20%という分布。地方案件は限定的だが、フルリモート案件を選べば地方在住でも参画可能。
レバテックフリーランスの福利厚生サービスは「レバテックケア」と呼ばれ、業界水準で見ても充実している。
| 福利厚生 | 内容 |
|---|---|
| 健康診断 | 年1回の健康診断費用補助 |
| 人間ドック | 優待価格での受診 |
| 保険サポート | 所得補償保険・賠償責任保険の優待 |
| レジャー優待 | 旅行・宿泊・レジャー施設の割引 |
| 税理士紹介 | 確定申告サポート、税理士の優待紹介 |
| 会計ソフト | freee/マネーフォワード等の割引 |
| スキルアップ | 勉強会・カンファレンス情報、技術書割引 |
| キャリア相談 | 専任コーディネーターによる継続フォロー |
これらを金額換算すると年間数万円から数十万円相当の価値があり、マージン非公開の「見えにくいリターン」として機能している。
業界最大手だけあって、登録〜参画までのプロセスは洗練されている。最短1週間程度で参画決定するケースもある。
市場価値が確立しており、案件選択肢の多さで自分にベストフィットする案件を探したい人。
東京・大阪・名古屋・福岡の支店圏内で、出社・ハイブリッド・リモートの選択肢を全て持ちたい人。
月単価¥100万超のハイクラス案件を狙うシニア層。レバテックの単価分布で最も恩恵を受けるレンジ。
業界最大手の安定性・サポート体制・福利厚生を重視。初フリーランスでも、規模感で選ぶならここ。
| レバテックFL | テクフリ | |
|---|---|---|
| 案件数 | 21,000+件 | 10,000+件 |
| 平均月単価 | ¥842,000 | ¥780,000 |
| マージン率 | 非公開 | 10-15%(公開) |
| エンド直率 | 非公開 | 90%(明示) |
| 支払いサイト | 35日 | 25日 |
| 単価交渉 | 個別対応 | 3ヶ月毎自動 |
| 本誌スコア | 86/100 | 90/100 |
結論:規模・案件数・サポートではレバテック、透明性・支払いスピード・単価交渉制度ではテクフリ。並行登録で両者の強みを最大化するのが本誌推奨。
| レバテックFL | ギークスジョブ | |
|---|---|---|
| 案件数 | 21,000+件 | 3,500件 |
| 平均月単価 | ¥842,000 | ¥730,000 |
| リモート率 | 52% | 88% |
| サポート体制 | 専任コーディネーター | 1案件3コンサル体制 |
結論:案件数・単価ならレバテック、リモート率・サポートの分業体制ならギークスジョブ。
レバテックフリーランスのマージン率は公式に非公開です。複数の利用者口コミと業界関係者の情報を総合すると、推定10〜20%程度。業界相場の中でも低めの水準とされていますが、テクフリ(10-15%公開)のような透明性はありません。
レバテックフリーランスの平均月単価は約¥842,000、想定年収は約¥1,010万円(2026年3月時点)。職種別ではコンサルタント¥1,173,000、PM・ディレクター¥983,000、エンジニア¥830,000となっています。業界トップクラスの単価水準です。
レバテックフリーランスの公開案件数は21,000件以上(2026年1月時点)。取引企業は5,000社超で、業界最大手の規模を誇ります。Java・JavaScript・React・Python・C#などのメジャー言語からSAP・C++まで幅広く扱います。
レバテックフリーランスは、実務経験3年以上の中堅〜シニアエンジニア、首都圏・関西圏在住、案件選択肢の多さと大手サポートの安心感を重視する層に向いています。逆に、未経験・実務2年未満、地方在住で出社必須案件希望、マージン透明性を最優先するエンジニアには、他社(Midworks、PE-BANK、テクフリ)の方が適しています。
レバテックフリーランスの支払いサイトは35日(月末締め翌月15日払い)です。Tech Stock(15日)、Midworks(20日)、テクフリ(25日)、ギークスジョブ(30日)と比較するとやや遅め。独立直後でキャッシュフローが不安な場合は、支払いサイトの短いエージェントを並行登録するのが現実的です。
レバテックフリーランスは業務委託でのフリーランス案件マッチング、レバテックキャリアは正社員転職向けエージェントです。どちらもレバテック株式会社が運営しており、ITフリーランス市場と正社員転職市場の両方をカバーしています。
「レバテックケア」と呼ばれる福利厚生サービスがあります。健康診断補助、人間ドック優待、所得補償保険、税理士紹介、会計ソフト割引、レジャー優待、勉強会情報などが含まれます。マージン非公開ながら、福利厚生面では業界水準で十分充実しています。
地方在住の場合、フルリモート案件(約25.5%、5,000件超)を中心に検討することで利用可能です。ただし、レバテックの支店は東京・大阪・名古屋・福岡の4拠点のみ。地方案件の絶対数が必要な場合は、PE-BANK(全国12拠点)やクラウドテック(リモート率90%)の併用が現実的です。
レバテックフリーランスは、「フリーランス市場で何を選んでいいか分からない」エンジニアにとって、最初に登録すべき安全な選択肢と言える。案件数・取引企業数・平均単価・サポート品質——主要な評価軸のすべてで業界トップクラスの数字を維持しており、ユーザーの大半が「結果として手取りに満足している」と回答する事実が、その実力を示している。
本誌で1位を譲ったのは、あくまで「マージン透明性軸」の1点のみ。テクフリ・PE-BANKのように開示前提のエージェントが台頭する中、レバテックも数年以内にマージン公開を迫られる可能性は十分にある。むしろ、開示しない理由は「商流の浅さで実質マージンが低いからこそ、開示する必要性が薄い」というレバテックの内部論理にあるとも推測される。
当面の現実的な使い方としては、「テクフリ × レバテックフリーランス × タイプ別1社」の3社並行登録。これにより、テクフリの透明性と低マージンを得つつ、レバテックの圧倒的な案件数で選択肢の幅を最大化できる。
本記事は、STACK REVIEW編集部の独立調査に基づくレビューです。実際の最新案件・登録条件は、公式サイトをご確認ください。
レバテックフリーランス 公式サイトへ→