2026 EDITION / SES & FREELANCE AGENT REVIEW / VOL.07

エンジニアのための
SES/フリーランス
エージェント 14社 徹底比較

レバテック、アイデンティティ系のテクフリMidworksPE-BANKまで——
日本のSES/フリーランス市場を代表する 14社 を、エンジニア目線でフラットに検証。
マージン率・平均単価・支払いサイト・エンド直率・福利厚生・リモート率の6軸を解剖し、 「自分のキャリアフェーズで、どこに登録すべきか」を見極めるための実用ガイド。

14
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6
Comparison Axes
8〜25%
Margin Range
¥84万/月
Avg. Top Rate
Knowledge Base — 完全ガイド

エンジニアのためのSES・フリーランスエージェント完全ガイド

ランキングに進む前に、まずは業界の基本構造を理解しよう。本誌の14社比較スコアリングは、以下の知識ベースを前提として算出されている。 SES、フリーランスエージェント、商流、マージン構造、単価戦略まで——独立を考えるエンジニアが最低限知っておくべき内容を、約7,000字で網羅。

CHAPTER 01

SES・フリーランスエージェントとは?

SES(System Engineering Service)とは、ITエンジニアの技術力(労働力)を顧客企業に提供するサービスのことだ。日本のIT業界では、企業に正社員として所属しながら、顧客先のオフィスやプロジェクトに常駐してシステム開発・運用を行う雇用形態として広く普及している。給与は所属会社から固定で支払われ、客先と所属会社の間で結ばれる契約(準委任契約・派遣契約)に基づいて稼働する。

一方で フリーランスエージェント は、独立した個人エンジニア(フリーランス)と発注企業を結びつけるマッチングサービスを指す。エージェント企業が独自に獲得した案件を、登録エンジニアに紹介する仕組み。契約は業務委託・準委任が中心で、エンジニアは案件単価から仲介手数料(マージン)を差し引いた金額を報酬として受け取る。

本誌で比較する14社のうち、12社はフリーランスエージェント、1社(レバテックキャリア)は正社員転職エージェント、もう1社の運営元(株式会社アイデンティティー)はSES企業としても活動している。レバテック・アイデンティティ・パーソルなど大手は、SES/FL/転職の複数モードを同時に運営しているケースが多い。

SESとフリーランス、どちらを選ぶべきか

単純な金額比較で言えば、フリーランス経由のほうが手取り額は高くなりやすい。月単価100万円の案件をフリーランスで受ける場合、マージン15%を差し引いても手取りは85万円。一方、同じ案件をSES正社員として受けた場合、所属会社の経費・利益・福利厚生コストを差し引いた還元率は単価の50〜65%程度が相場で、給与換算で50万円〜65万円程度に落ち着くケースが多い。

ただし、SES正社員には「待機期間の保障」「社会保険」「有給休暇」「キャリア教育」といった構造的な安心感がある。フリーランスは案件が途切れた瞬間に収入ゼロになるリスクを常に背負う。Midworksの給与保証80%制度のように、フリーランス側でもセーフティネットを提供するサービスは増えているが、SES正社員と完全に同等とは言えない。

フリーランスエージェントの3つの基本タイプ

①大手総合型:レバテック、ギークス、HiPro Techなど。案件数・取引企業数で勝負。サポート品質も高いが、マージン率は原則非公開。本誌の14社比較表でも上位の規模感を持つ。

②透明性・低マージン型テクフリPE-BANKエミリーエンジニアなど。マージン率を明示し、エンジニア還元率の高さを正面から打ち出す。本誌の編集部スコアでは、テクフリ(株式会社アイデンティティー運営)が14社中1位

③保障・福利厚生型MidworksPE-BANKTech Stockなど。給与保証・所得補償保険・経費補助といった、正社員的セーフティネットで差別化。初フリーランスや家族持ちエンジニアに人気。

CHAPTER 02

マージン率と商流の構造を理解する

フリーランスエンジニアの手取りを左右する最大の要素は、「マージン率」と「商流の深さ」の2つだ。両者は密接に関連しているが、構造を正しく理解しないと「マージン率10%」という数字だけに引き寄せられて、結果的に損をすることもある。

業界のマージン率相場

フリーランスエージェントのマージン率は業界相場で10〜20%、低めのサービスで8〜15%、高めだと25〜30%に達することもある。マージン率を公開しているのは PE-BANK(8-12%、利用回数で逓減)、テクフリ(10-15%、35%が10%案件)、エミリーエンジニア(11-13%)、ランサーズテックエージェント(月8-12万円の定額制)などごく一部。レバテックフリーランスギークスジョブHiPro TechTech Stockなど大手の多くは非公開だが、利用者口コミからの推定では10〜20%の範囲に収まる。

商流の深さが致命的に重要な理由

「マージン率10%のエージェント」を選んだとしても、そのエージェントが二次請け・三次請けの立場で案件を受けている場合、エンドクライアントとエンジニアの間に複数の中間業者が積み重なる。各層で10-15%ずつマージンが抜かれていくため、エンドが¥1,500,000で発注した案件が、エンジニア手元に届く頃には¥800,000を切ることもある。

これが「エンド直案件率」という指標が重要視される理由だ。テクフリ(90%)、HiPro Tech(100%)、Findy Freelance(70%超)、レバテックフリーランスは、エンド直率の高さで構造的に高単価を実現できている。一方、低マージンを謳いながら商流の深い案件しか持っていないエージェントは、トータルで見ると不利になることがある。

「表面マージン」と「実質マージン」のギャップ

Midworksは表面マージン率が20%と業界平均並みだが、その内訳には給与保証80%・交通費月3万円・書籍代月1万円・健康診断・生命保険料半額負担といった実費還元が組み込まれている。これらを加味すると実質マージンは10-15%水準まで下がる。マージン率の数字だけで比較すると、Midworksは見劣りするが、保障コミで見ると業界トップクラスのコストパフォーマンスになる。

逆に、マージン率10%を売りにしていても、福利厚生・サポートが薄ければ、確定申告・税理士費用・保険料を全て自己負担する必要があり、トータルコストは想像より高くつく。マージン率は単独で評価せず、福利厚生・サポートを含む「実質還元率」で見ることが、長期的な手取り最大化につながる。

支払いサイト(入金タイミング)の重要性

稼働月から実際に入金されるまでの日数を「支払いサイト」と呼ぶ。業界では15〜45日の幅があり、Tech Stockランサーズテックエージェントクラウドテックの15日が最速、Midworksフォスター20日、テクフリ25日、ギークスジョブ30日、レバテック35日、PE-BANK40日と続く。独立直後はキャッシュフローが安定しないため、支払いサイトの短いエージェントを優先的に検討することで、運転資金リスクを下げられる。

CHAPTER 03

失敗しないエージェントの選び方

エージェント選びでよくある失敗は、「とりあえず大手1社だけ登録して、紹介された案件で決めてしまう」パターン。これは比較対象を持たないため、自分の市場価値も適正単価もわからないまま稼働を開始することになり、結果的に数十万円単位の損失につながる。

6つの判断軸

①マージン率の透明性:公開しているか、推定値で答えてくれるか。テクフリPE-BANKエミリーエンジニアは公開。

②平均単価:自分のスキル・経験帯で、どの程度の単価が期待できるか。Tech Stock(¥93.5万)、Findy Freelance(¥85万)、レバテックFL(¥84.2万)が業界上位。

③エンド直率:商流の浅さは構造的単価の天井を決める。HiPro Tech 100%、テクフリ 90%が最高水準。

④支払いサイト:独立直後・現金ストック少なめなら15-20日のサービスを優先。

⑤福利厚生:給与保証・経費補助・健康診断・保険補助。MidworksPE-BANKテクフリが手厚い。

⑥サポート品質:担当者の業界知識・案件マッチ精度・参画後フォロー。レバテックFLギークスジョブ(1案件3名体制)が定評。

複数エージェント並行登録は必須

業界の常識として、フリーランスエージェントは3社並行登録が推奨される。各社で保有案件が異なるため、選択肢が3倍近くに広がる。STACK REVIEW編集部の推奨組み合わせは「規模で1社(レバテックFL)× 透明性で1社(テクフリ)× 自分のタイプで1社」。自分のタイプ枠は、地方在住ならPE-BANK、副業志向ならITプロパートナーズ、モダンWeb系ならFindy Freelanceなど、タイプ別おすすめを参照されたい。

絶対NGの選び方3パターン

NG①「マージン率の数字だけで決める」:表面マージン10%でも、商流が深ければ手取りは下がる。福利厚生も加味した実質還元率で評価しよう。

NG②「最初に紹介された案件で即決する」:複数社で相見積もりを取れば、同じスキルセットで月単価10-20万円の差がつくこともある。最低でも2社、できれば3社の提示を比較してから決めよう。

NG③「サポート不要だから低マージンだけ重視」:確定申告・税務・保険・案件途切れリスクなど、フリーランスには予想外のコストがある。サポート薄め+低マージンより、サポート手厚め+実質マージン同等のほうが、長期的には手元に残る金額が多くなる。

CHAPTER 04

単価を上げる7つの戦略

フリーランスエンジニアの収入は、稼働時間 × 単価で決まる。稼働時間には物理的な上限があるため、長期的な収入アップは単価アップに集約される。以下、編集部が現役エンジニア・エージェント担当者への取材で抽出した、実践可能な7つの戦略を紹介する。

①スキルセットの「掛け算」を増やす

Java単独なら相場通り、JavaにAWS構築経験が加わると単価+10万円、さらにKubernetes・Terraformの実務経験が加わると+15万円、というようにスキルの組み合わせで市場価値は跳ね上がる。逆に「Java10年」だけだと、同年代の中央値から抜け出せない。1〜2年に1度、新しい技術領域に意識的に手を伸ばすことが、長期キャリアの単価防衛になる。

②上流工程へのシフト

プログラマー単価相場は¥50-75万円、SE/設計フェーズに入ると¥60-85万円、PM/PLになると¥80-120万円、コンサル・テックリードレベルなら¥100-150万円が射程圏内に入る。「実装だけ」のポジションから、要件定義・設計・チームリードに関わる役割へシフトすることで、単価上昇の天井が一段上がる。Tech Stockがコンサル・PMO案件で¥93.5万の平均単価を実現しているのは、この上流ポジションの構造的な高単価帯にアクセスできているからだ。

③商流の上りシフト

同じスキル・同じ案件内容でも、エンド直 / 1次請け / 2次請けで提示単価は大きく変わる。テクフリ(エンド直90%)、HiPro Tech(100%)、レバテックFLFindy Freelance に登録を移すだけで、何のスキルアップもなしに+10-15万円の単価アップが期待できるケースもある。これが「商流の上りシフト」だ。

④複数エージェントでの相見積もり

前章でも触れたが、同じスキルセット・同じ案件タイプで、エージェント3社から提示単価を取ってみるとよい。月10-20万円の差が普通に存在する。これは担当者の交渉力・保有案件・マージン設定によって生じる差で、エンジニア側からは見えない構造だ。複数登録は、自分の市場価値を可視化する最も実用的な方法。

⑤単価交渉のタイミング設計

単価交渉は契約更新時(3ヶ月毎が多い)がベストタイミング。プロジェクト立ち上げから3ヶ月、業務スコープが広がり、自分の貢献が可視化されたタイミングで「次の3ヶ月から+5万円」の交渉が通りやすい。テクフリ3ヶ月毎の単価交渉を制度化しているため、エンジニアが自分で切り出さなくても自動的に交渉プロセスが回る。

⑥市場価値の継続的な可視化

Findy(スキル偏差値)、LAPRAS、Forkwellなどのスキル可視化サービスを定期的にチェックすることで、自分のスキルセットの市場での位置づけを客観視できる。スカウト経由の単価提示も、自分の現状単価との比較材料になる。「自分の単価が市場相場に追いついているか」を年1-2回チェックする習慣が、知らぬ間の単価固定化を防ぐ。

⑦キャリアの定期棚卸し

3-5年毎に、自分のキャリアの方向性を棚卸ししよう。「このまま実装エンジニアを続けるのか、テックリード・PM・専門領域スペシャリストにシフトするのか、独立してプロダクトを作る側に回るのか」——選択肢を意識的に整理することで、戦略的にスキルセットを構築できる。レバテックキャリアのような転職エージェントに相談するだけでも、市場の見え方は大きく変わる。

CHAPTER 05

よくある質問 ─ FAQ

Q01SESとフリーランスエージェントの違いは何ですか?

SES(System Engineering Service)はエンジニアが企業に所属したまま客先で開発業務を行う雇用形態で、給与は固定です。一方フリーランスエージェントは、独立した個人エンジニアと発注企業を結ぶマッチングサービスで、契約は業務委託・準委任が中心。報酬は案件単価で決まり、エージェントは仲介手数料(マージン)を取ります。SES正社員のほうが安定する一方、フリーランス経由のほうが手取りは概ね高くなります。

Q02フリーランスエージェントのマージン率はいくらが妥当ですか?

業界相場は10〜20%です。低マージンの代表例はPE-BANK(8-12%)テクフリ(10-15%)エミリーエンジニア(11-13%)で、いずれもマージン率を公開しています。Midworks(表面20%)のように給与保証や経費補助でマージン分を実質還元する設計のサービスもあるため、表面マージンだけでは判断できません。実質マージン・単価・福利厚生を総合評価することが重要です。

Q03複数のエージェントに登録してもいいですか?

複数登録は業界的に推奨されています。エージェント各社で保有案件・得意分野・提示単価が異なるため、3社程度の並行登録で選択肢が大幅に広がります。STACK REVIEW編集部の推奨組み合わせは「規模で1社(レバテックFL)×透明性で1社(テクフリ)×自分のタイプで1社(柔軟性ならITプロパートナーズなど)」の3軸分散。同じ案件を複数社経由で進めないなどのマナーは守りましょう。

Q04実務経験が浅くてもフリーランスエージェントは使えますか?

実務経験1〜2年では使えるエージェントが限られます。多くの大手エージェント(レバテックFLテクフリTech Stockなど)は実務3年以上を目安にしています。経験が浅い場合は、給与保証のあるMidworksや、若手案件も扱うギークスジョブから検討するのが現実的です。正社員SESで実績を積んでから独立する選択肢(レバテックキャリア経由で事業会社転職→フリーランスへ)も有効です。

Q05リモート案件が多いエージェントはどこですか?

フルリモート率トップは、クラウドテック(90%以上)ギークスジョブ(88%)ITプロパートナーズ(90%)テクフリ(80%)、Tech Stock(85%)です。レバテックフリーランスはフルリモート25.5%+一部リモート26.3%の合計52%。地方在住エンジニアやワーケーション志向の方は、上記のリモート特化型を優先的に検討してください。

Q06支払いサイト(報酬の入金タイミング)が短いのはどこですか?

業界最速は支払いサイト15日のTech Stockランサーズテックエージェントクラウドテック。次いでMidworksフォスターフリーランスが20日、テクフリ25日、ギークスジョブ30日、レバテックフリーランス35日、PE-BANKは40日。独立直後でキャッシュフローが不安な場合は、支払いサイトの短いエージェントを優先することで運転資金リスクを下げられます。

Q07エンド直案件とは何ですか?商流が浅いほうがいい理由は?

エンド直とは、発注元の企業(エンドクライアント)とエージェントが直接契約し、その間にSIerなどの中間業者が入らない契約形態です。商流が深い(中間業者が多い)ほどマージンが積み重なって単価が下がります。エンド直率が高い順では、HiPro Tech(100%)テクフリ(90%)レバテックFLFindy FreelancePE-BANKITプロパートナーズが高比率。手取りを最大化したいなら、エンド直率の高いエージェントが構造的に有利です。

Q08確定申告は誰がやってくれますか?

確定申告は基本的にフリーランス本人の責任です。ただし、エージェントによっては税理士紹介や会計ソフト無料利用などのサポートがあります。Midworksはfreee無料利用、PE-BANKは税理士紹介・確定申告サポートが充実、テクフリはBenefit One経由で税務サポート割引が受けられます。初年度は税理士に依頼し、2年目以降は自分で対応する流れが現実的です。

Q09案件が途切れたら収入はどうなりますか?

原則として無収入になります。ただしMidworksには給与保証制度があり、案件が途切れても審査を通れば想定単価の80%が日割りで支給されます。テクフリPE-BANKは所得補償保険への加入支援があり、保険料が一部補助されます。フリーランスは生活費6ヶ月分の現金ストックが推奨され、それに加えてセーフティネット型エージェントへの登録でリスクを下げるのが定石です。

Q10単価交渉は誰がしてくれますか?

エージェントの担当者が代行するのが一般的です。特にテクフリは「3ヶ月毎に単価交渉を代行」を制度化しており、長期参画でも単価が固定化されにくい設計。レバテックFLギークスジョブも継続案件での単価アップ交渉に積極的で、エンジニア側から相場情報を持っていけば実現しやすくなります。市場価値の継続的な把握と、複数エージェントでの相見積もりが交渉力の源泉です。

Overall Ranking

STACK REVIEW総合ランキング

マージン透明性、平均単価、支払いサイト、エンド直率、福利厚生、サポート体制の6軸でスコアリング。 ただし、最適解はキャリアフェーズで変わる。上位3社はあくまで「迷ったらここから」の出発点として参照されたい。

#01
★ Editor's Choice
// 株式会社アイデンティティー
90/100
エンジニア還元率の構造的優位性で業界トップ。 マージン率10%案件が全体の35%、エンド直率90%、3ヶ月毎の単価交渉代行。透明性と実利の両輪で14社中No.1。
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#02
▲ Largest Scale
// レバテック株式会社
86/100
案件数21,000件超・取引企業5,000社の業界最大手。 平均月単価84.2万円。マージン非公開が唯一の欠点だが、規模・サポート品質ともに圧倒的。
→ 詳細レビューを読む
#03
▽ Best for Beginners
// 株式会社TWOSTONE&Sons
83/100
給与保証80%・交通費・書籍代支給など正社員並みの福利厚生。 表面マージン20%だが、保障コミで実質10-15%水準。初フリーランスの最有力候補。
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Positioning Map

14社のポジショニング

縦軸に エンジニアサポート・保障の手厚さ、横軸に マージン透明性/低さ を取り、各社の立ち位置をマッピング。 右上の象限が「透明 × 手厚い」理想形だが、サービスは個性が分かれている。

↑ サポート・保障の手厚さ
← マージン非公開/高めマージン透明・低い →
大手総合型
福利厚生・保障重視
低マージン透明型
柔軟な働き方
スキル可視化/正社員
Categories

5つのタイプで整理する14社

「FLエージェント」と一括りにされがちだが、ビジネスモデルと得意領域は明確に5タイプに分かれる。 自分が何を最優先したいかで選ぶカテゴリが決まる。

CATEGORY A
大手総合型
案件数・取引企業数で他を圧倒。サポートも厚いが、マージンは原則非公開。
CATEGORY B
福利厚生・保障重視
給与保証や保険補助で、正社員からの独立の心理的ハードルを下げる設計。
CATEGORY C
低マージン透明型
マージン率を明示。エンジニア還元率の高さを正面から打ち出す。
CATEGORY D
柔軟な働き方
週2-3日・フルリモート・副業に特化。複業/自己事業との両立を支援。
CATEGORY E
スキル可視化・正社員
GitHub/スキル情報を起点に案件マッチ、または正社員転職を支援。
Side-by-Side Table

14社一覧比較

マージン率・平均単価・支払いサイト・エンド直率・リモート率・案件数の主要6項目を横並びで一覧。 マージン非公開のサービスは推定値(市場相場・利用者口コミ・派遣マージン情報をもとに編集部が推計)。

サービス名 マージン率 平均月単価 支払いサイト エンド直率 リモート可 案件数 強み
レバテックフリーランス
// レバテック株式会社
非公開(推定10-20%) ¥842,000 35日 52% 21,000+ 案件数・単価ともに業界最大手
ギークスジョブ
// ギークス株式会社
非公開(推定10-15%) ¥730,000 30日 88% 3,500+ リモート率業界トップ、1案件3名体制
HiPro Tech
// パーソルキャリア
非公開 ¥820,000 30日 70% 4,000+ パーソル系の安心感、エンド直特化
フォスターフリーランス
// 株式会社フォスターネット
非公開 ¥720,000 20日 50% 5,000+ 1996年創業の老舗、支払い最速
Midworks
// 株式会社TWOSTONE&Sons
20%(実質10-15%) ¥800,000 20日 70% 75% 10,000+ 給与保証80%、交通費・書籍代支給
PE-BANK
// 株式会社PE-BANK
8-12%(公開) ¥705,000 40日 45% 50,000+ マージン完全公開・利用回数で逓減
Tech Stock
// 株式会社INTLOOP
非公開 ¥935,000 15日 85% 5,000+ 業界最高水準の単価、支払い15日
テクフリ
// 株式会社アイデンティティー
10-15%(35%が10%) ¥780,000 25日 90% 80% 10,000+ マージン明示、3ヶ月毎単価交渉
エミリーエンジニア
// アクサス株式会社
11-13%(平均) ¥700,000 30日 70% 2,000+ マージン公開、フランクな対応
ランサーズテックエージェント
// ランサーズ株式会社
8-12万円(一律) ¥760,000 15日 85% 3,000+ マージン定額制、高単価ほど還元率↑
ITプロパートナーズ
// 株式会社Hajimari
非公開(推定10-15%) ¥680,000 35日 90% 6,000+ 週2-3日案件・スタートアップ強い
クラウドテック
// 株式会社クラウドワークス
非公開 ¥650,000 15日 90% 14,000+ フルリモート案件率No.1
Findy Freelance
// ファインディ株式会社
非公開 ¥850,000 30日 70%+ 80% 3,000+ GitHub連携でスキル可視化
レバテックキャリア
// レバテック株式会社
転職エージェント 年収¥700万〜 30,000+ 正社員転職、IT特化、年収交渉強い

※ マージン率・平均単価は2026年4月時点の公開情報および主要利用者口コミに基づく。非公開サービスの推定値は編集部による相場推計。
※ 単価は職種・スキル・経験により大きく変動するため、参考値として扱われたい。

Visual Analysis

3つの数字で見る14社

エンジニアの手取りを左右する マージン率、市場価値の指標になる 平均単価、 働き方の自由度を示す リモート可能率 をビジュアル化。

マージン率(推定含む)
// 低いほどエンジニアの手取りが多い

* 推定値

平均月単価
// 公開データ・各社プラットフォーム調べ
Tech Stock
¥93.5万
HiPro Tech
¥82.0万
Midworks
¥80.0万
テクフリ
¥78.0万
フォスターFL
¥72.0万
PE-BANK
¥70.5万
How Margin Works

マージンと商流の構造を理解する

「マージン率が低いエージェント」を選ぶだけでは手取りは最大化されない。 重要なのは 商流の深さマージン率福利厚生の実質還元 の3軸で総合判断すること。

1商流の深さ

エンドクライアントとエンジニアの間に挟まる企業数。「エンド直」は1社のみ、二次請け・三次請けになるほど中間マージンが積み重なる。

// エンド直
End → Agent → You

// 二次請け
End → SIer → Agent → You
↑ 中間で10-15%抜かれる

2マージン率の中身

同じ「マージン20%」でも、福利厚生・給与保証・経費補助を含むか否かで実質負担は大きく変わる。表面マージンだけで判断するのは早計。

// 例: Midworks
margin_face = 20%
benefits = 交通費+書籍+保険補助
margin_real ≈ 10-15%

3支払いサイト

稼働から入金までの日数。長いほど運転資金が必要で、短いほどキャッシュフローが安定。15日〜45日の幅があり、地味に重要。

15日 Tech Stock
20日 Midworks
25日 テクフリ
30日 ギークス
35日 レバテック
40日 PE-BANK
// 典型例: クライアント請求 ¥1,000,000 / 月の場合(マージン20%・エンド直)
¥800,000
ENGINEER(あなた)
¥150,000
AGENT_MARGIN
¥50,000
BENEFITS_RESERVE
// エンド直なら中間業者ゼロ。エージェントの取り分の一部は給与保証や福利厚生として還元される設計。
// 二次請け以降だと、AGENT_MARGIN の手前に追加で10-15%抜かれる。「商流」が単価より重要な理由。
In-Depth Reviews

14社 詳細レビュー

各社の強み・弱み・どんなエンジニアに向いているかを徹底レビュー。 スコアは編集部のフレームワーク(透明性・単価・支払いサイト・エンド直率・福利厚生・サポートの加重平均)に基づく。

★ EDITOR'S CHOICE / 低マージン透明型
// RANK 01 of 14

テクフリ

// 運営: 株式会社アイデンティティー
90/100
Overall Score
Margin
10-15%公開
Avg. Rate
¥780K/月
End-Direct
90%
Users
22,000+

「エンジニアファースト」を掲げる、株式会社アイデンティティー運営の低マージン特化型エージェント。STACK REVIEW編集部の総合評価で14社中1位。レバテックの規模感を譲ってでも、エンジニアの実質還元率を最大化したい中堅層にとって、現時点での最適解。

最大の特徴は、保有案件全体の35%がマージン率10%で、エンド直接案件が約90%を占める構造的優位性。クライアント請求額・実支給額・差額(マージン)が利用者に開示されるため、業界の慢性的な不信感「いくら抜かれているか分からない」に正面から向き合っている数少ないサービス。

もうひとつの差別化点は、3ヶ月毎の単価交渉をエージェントが代行する制度。長期参画案件で陥りがちな単価固定化を構造的に防ぎ、エンジニアの収入の右肩上がりを設計している。さらに所得補償保険・慶弔休暇・福利厚生サービス「Benefit One」「WELBOX」加入と、保障面も大手に引けを取らない。

本誌が掲げる「マージン透明性/単価/エンド直率/支払いサイト/福利厚生/サポート品質」の6軸で評価すると、透明性軸で他を圧倒し、それ以外の軸でも上位に食い込む。「レバテックほどの規模感は不要、だが透明性と還元率は最大化したい」というエンジニア像に、構造的にフィットする。

PROS

  • マージン率10%案件が全体の35%(業界唯一の規模)
  • エンド直率90%、商流が極めて浅い
  • 3ヶ月毎の単価交渉をエージェントが代行
  • クライアント請求額・差額を利用者に開示
  • 所得補償保険・慶弔休暇あり
  • Benefit One / WELBOXに無料加入
  • 累計利用者22,000人超の実績

CONS

  • スキル条件あり、未経験には厳しい
  • 地方案件は限定的
  • 案件数の絶対量はレバテックの半分以下
→ テクフリ詳細レビューを読む
大手総合型 #02
// RANK 02 of 14

レバテックフリーランス

// 運営: レバテック株式会社
86/100
Overall Score
Margin
10-20%推定
Avg. Rate
¥842K/月
Payment
35日
Jobs
21,000+

日本のITフリーランス市場で、案件数・取引企業数ともに首位を独走する業界最大手。取引企業5,000社超、登録者数も突出しており、Java・JavaScript・Pythonといったメジャー言語からSAP・C++まで、職種・スキル別の網羅性で他社を圧倒する。

平均月単価84.2万円、想定年収約1,010万円という数字は、エンド直案件比率の高さに支えられている。下請け・孫請けで中間マージンが積み重なる構造が少なく、「業界最大手なのに低マージン傾向」という珍しい立ち位置を実現できている理由はここにある。

本誌が1位ではなく2位に置いた理由は、マージン率の非公開の一点に尽きる。利用者の口コミからは10-20%前後と推測されるが、明示はされない。サポート品質・案件数・単価のすべてで業界トップクラスでありながら、透明性軸でテクフリに譲った形だ。「規模 × サポート品質」を最優先するなら依然として最有力候補。

PROS

  • 案件数21,000件超、業界最大規模
  • エンド直比率が高く、実質マージンは低水準
  • 専任コーディネーターのサポート手厚い
  • 福利厚生サービス「レバテックケア」
  • 東京・大阪・名古屋・福岡に支店、首都圏外も対応
  • 取引企業5,000社、平均月単価業界最高水準

CONS

  • マージン率が公式に非公開(推定10-20%)
  • 首都圏案件が80%、地方は限定的
  • 低スキル層には案件が回りにくい
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福利厚生・保障重視 #03
// RANK 03 of 14

Midworks

// 運営: 株式会社TWOSTONE&Sons
83/100
Overall Score
Margin
20%実質10-15%
Avg. Rate
¥800K/月
Salary Gtd.
80%保証
End/SIer-Dir.
70%

「フリーランスでも、正社員と同じ安心感を」を真正面から打ち出すサポート型エージェント。表面マージン率は20%と業界平均値だが、その内訳には給与保証・交通費月3万円・書籍代月1万円・健康診断・生命保険半額負担などの実費還元が組み込まれており、実質的な負担は10-15%に落ち着く設計。

最大の差別化ポイントは給与保証80%制度。万一案件が途切れても、想定単価の80%が日割りで支給される(審査あり)ため、初フリーランスの最大の不安「無案件期間」をシステムで吸収する。会社員からの独立を考えるエンジニアにとって、心理的ハードルを最も下げる選択肢。

エンド・SIer直案件率も70%と高く、構造的にも悪くない。マージン透明性こそ譲るが、「保障の手厚さ × 案件の質」のバランスでは業界トップ

PROS

  • 給与保証80%制度(業界稀有)
  • 交通費月3万円・書籍代月1万円補助
  • 生命保険料半額負担
  • エンド・SIer直案件70%
  • 会計ソフト「freee」無料
  • 初フリーランスの心理的ハードルを下げる

CONS

  • 表面マージン20%は心理的に高い印象
  • 給与保証制度は審査がある
  • 首都圏中心、地方案件は弱い
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福利厚生・保障重視 #04
// RANK 04 of 14

PE-BANK

// 運営: 株式会社PE-BANK(1989年創業)
81/100
Overall Score
Margin
8-12%完全公開
Avg. Rate
¥705K/月
Branches
12拠点
Founded
1989

1989年創業、業界では数少ない「マージン完全公開」を貫く老舗エージェント。マージン率は利用回数に応じて段階的に下がる独自設計で、1〜12回目は12%、13〜24回目は10%、25回目以降は8%。長期利用するほど還元率が上がる。

もう一つの特徴は全国12拠点で、地方在住エンジニアにとっては最有力候補。札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡など、他社の「東京・大阪・福岡」体制では拾えない地方案件を保有する。

福利厚生も「ベネフィットステーション」加入、確定申告サポート、無料健康診断と老舗らしい安定感。地方在住・長期キャリア・透明性重視のエンジニアにとっては、レバテック以上に合うケースもある。

PROS

  • マージン完全公開(8-12%)
  • 利用回数で逓減(25回以降8%)
  • 全国12拠点、地方案件強い
  • 確定申告サポート充実
  • 1989年創業の老舗の安定感

CONS

  • 平均単価は中位
  • 支払いサイト40日と長め
  • 若手向け案件は少なめ
  • モダンWeb系よりレガシー案件多め
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大手総合型 #05
// RANK 05 of 14

ギークスジョブ

// 運営: ギークス株式会社
78/100
Overall Score
Margin
10-15%推定
Avg. Rate
¥730K/月
Remote
88%
Users
100,000+

登録者10万人超、業界最大級のフリーランスエージェントの一角。最大の特徴はリモート案件率88%以上と、フルリモート希望者にとっての案件密度の高さ。地方在住・育児中エンジニアにとって、勤務地を理由に弾かれる確率が最も低い。

もう一つの差別化要素は1案件3コンサル体制——案件紹介・条件交渉・参画後サポートを別の担当が分業する仕組み。「営業担当が交代したら話が通じなくなった」という業界あるあるが起きにくい。

福利厚生プログラム「フリノベ」は会計ソフト割引・健康診断補助・グルメ優待まで網羅。マージン非公開がネックだが、利用者口コミでは「比較的低マージン」の評価が多い。

PROS

  • リモート案件率88%以上、業界トップクラス
  • 1案件3コンサル体制で抜け漏れなし
  • 福利厚生「フリノベ」が充実
  • 登録者10万人超の知見
  • 若手向け案件も豊富

CONS

  • マージン非公開
  • 大阪・名古屋は規模小さめ
  • サポートが手厚すぎて煩わしいとの口コミも
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福利厚生・保障重視 #06
// RANK 06 of 14

Tech Stock

// 運営: 株式会社INTLOOP
76/100
Overall Score
Margin
非公開
Avg. Rate
¥935K/月
Payment
15日
Users
30,000+

業界最高水準の平均単価¥93.5万円を誇る、コンサル系INTLOOPグループのプレミアム特化エージェント。大規模システム刷新・DX・PMO系の高単価案件が中心で、エンジニアというよりPMやテックリード経験者向け。

支払いサイトが業界最速の15日という点も実用的なメリット。フリーランスは資金繰りで首が回らなくなるケースが多いが、Tech Stockなら稼働後2週間で入金される。

独自の福利厚生「fukurint」は会計税務サポート・健康診断・スキルアップ研修と充実。マージン非公開だが、単価水準の高さで補って余りある。経験8年以上、市場価値の高いシニア層向け。

PROS

  • 平均単価¥93.5万円、業界最高水準
  • 支払いサイト15日、業界最速
  • 福利厚生「fukurint」充実
  • コンサル・PMO案件強い
  • 非公開案件多数

CONS

  • マージン非公開
  • シニア向け、若手には敷居高い
  • Web系開発より上流案件多め
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スキル可視化・正社員 #07
// RANK 07 of 14

Findy Freelance

// 運営: ファインディ株式会社
75/100
Overall Score
Margin
非公開
Avg. Rate
¥850K/月
End-Direct
70%+
Source
GitHub

GitHubアカウントを連携することで、コントリビューション履歴・使用言語・OSS活動からスキル偏差値を自動算出する新世代エージェント。「経歴書を盛る/盛らない」の不毛なゲームを構造的に排除している。

モダンWeb系(React/Next.js/TypeScript/Go/Rust)に強く、ベンチャー・スタートアップ案件比率が他社より顕著に高い。SaaS開発・新規プロダクト立ち上げに関わりたいエンジニアにとっては最適。

マージン非公開だが、エンド直率70%超で構造的に低マージン。GitHub上で活動が見えるエンジニアには強い味方、SI系・社内SE出身でOSS活動がないエンジニアにはやや不利。

PROS

  • GitHub連携でスキル可視化
  • モダンWeb系・ベンチャー案件強い
  • スカウト型で営業負担なし
  • エンド直率70%超
  • SaaS・スタートアップ志向のエンジニアと相性◎

CONS

  • GitHubでアピールできないと不利
  • レガシー系・SIer案件は少ない
  • マージン非公開
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柔軟な働き方 #08
// RANK 08 of 14

ITプロパートナーズ

// 運営: 株式会社Hajimari
73/100
Overall Score
Margin
10-15%推定
Avg. Rate
¥680K/月
Week 2-3
豊富
Remote
90%

週2-3日稼働の案件比率が業界最高、副業・複業・自分の事業との両立を前提に設計されたエージェント。「フルタイム稼働 = フリーランス」というSI業界の常識に対して、明確に別の選択肢を提示している。

スタートアップ・ベンチャーとのコネクションが強く、CTO候補やPO案件など事業に深く関与するポジションも多い。自分でサービスを作りながら、生活費を別案件で稼ぐ「ハイブリッド型」エンジニアに最適。

フルタイム前提の高単価競争では他社に譲るが、「時間の自由度 × ストック性のある案件」の組み合わせでは独自ポジション。

PROS

  • 週2-3日稼働案件が業界最多
  • リモート率90%
  • スタートアップ・ベンチャー案件強い
  • CTO候補・PO案件あり
  • 副業エンジニアの主戦場

CONS

  • フルタイム単価は中位
  • 大手SI案件は少ない
  • マージン非公開
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大手総合型 #09
// RANK 09 of 14

HiPro Tech

// 運営: パーソルキャリア株式会社
72/100
Overall Score
Margin
非公開
Avg. Rate
¥820K/月
End-Direct
100%
Parent
PERSOL

転職大手パーソルキャリアが運営する、エンド直特化型エージェント。原則として中間業者を挟まない直接契約のみを扱い、商流の浅さで単価を担保している。

パーソルグループのクライアント基盤を活用しており、大手企業のDX推進案件・基幹システム刷新などが多い。安定した大企業案件を希望するエンジニア層と相性が良い。

マージン非公開がネックだが、エンド直100%という構造で底値は担保されている。パーソルブランドの信頼感を重視するエンジニアには有力。

PROS

  • エンド直100%、商流が浅い
  • パーソルグループの安定感
  • 大企業DX案件が豊富
  • 長期参画案件多め

CONS

  • マージン非公開
  • 経験者・即戦力向け
  • ベンチャー・スタートアップ案件は少ない
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スキル可視化・正社員 #10
// RANK 10 of 14

レバテックキャリア

// 運営: レバテック株式会社
71/100
Overall Score
Type
転職
Avg. Salary
¥700万/年〜
Jobs
30,000+
Specialty
IT特化

レバテック株式会社が運営するIT・Web業界特化の正社員転職エージェント。フリーランスではなく、正社員としてのキャリアアップを志向するエンジニア向け。

同じレバテックグループのため、フリーランス市場の単価相場・需要動向に通じており、年収交渉に強いのが特徴。「フリーランスから正社員に戻る」「正社員のまま転職してから独立を考える」というキャリア戦略の選択肢として有用。

フリーランスエージェントとは比較軸が異なるが、「腰を据えて事業会社で技術リードを目指す」選択肢としては有力。

PROS

  • IT特化、市場相場に詳しい
  • 年収交渉に強い
  • 正社員転職としては業界トップ級
  • 事業会社・自社開発案件が豊富

CONS

  • フリーランス案件は扱わない
  • 独立志向のエンジニアには無関係
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低マージン透明型 #11
// RANK 11 of 14

エミリーエンジニア

// 運営: アクサス株式会社
69/100
Overall Score
Margin
11-13%公開
Avg. Rate
¥700K/月
Remote
70%
Style
フランク

マージン率を公式SNSで「10-15%、平均11-13%」と明示する、極めて珍しいスタンスの中規模エージェント。「明確な規定はないが、ケアマネ的に都度開示」という運営姿勢で、エンジニアとの距離感の近さで差別化。

規模は大手の半分以下だが、フランクなコミュニケーションと案件決定スピードの速さに定評。「ザ・人材紹介」的な機械的対応が苦手なエンジニアには合う。

大手と並行登録のサブエージェントとして利用するのが現実的。単独利用には案件数の絶対量が足りない。

PROS

  • マージン率を公開(11-13%)
  • フランクで親しみやすい対応
  • 案件決定スピードが速い
  • 中小ベンチャー案件多め

CONS

  • 案件数が少ない
  • 大手企業案件は少ない
  • サブエージェント向き
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低マージン透明型 #12
// RANK 12 of 14

ランサーズテックエージェント

// 運営: ランサーズ株式会社
68/100
Overall Score
Margin
¥8-12万一律
Avg. Rate
¥760K/月
Payment
15日
Remote
85%+

クラウドソーシング大手ランサーズが運営する、定額制マージンが独自のエージェント。マージンが報酬の何%ではなく、月額一律8-12万円(案件に応じて)に固定されているため、高単価案件ほど還元率が高くなる構造。

120万円以上の案件なら実質マージン率10%以下に。高単価帯(90万円超)の案件を狙うシニアエンジニアにとっては、業界最有利の経済設計。

支払いサイトも15日と早く、リモート率85%以上。シニア×高単価×リモートの組み合わせでは独自ポジション。

PROS

  • マージン定額制(8-12万円固定)
  • 高単価ほど還元率↑
  • 支払いサイト15日
  • リモート率85%以上

CONS

  • 低単価帯は実質マージン率が高くなる
  • 案件数は中位
  • 未経験には不利
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柔軟な働き方 #13
// RANK 13 of 14

クラウドテック

// 運営: 株式会社クラウドワークス
66/100
Overall Score
Margin
非公開
Avg. Rate
¥650K/月
Remote
90%+
Jobs
14,000+

クラウドソーシング最大手・クラウドワークスが運営する、フルリモート案件特化型エージェント。リモート可能率90%超、案件数14,000件以上と物量で勝負。

強みは地方在住エンジニア育児中エンジニアにとっての案件密度。出社必須の案件をフィルタリングしてもなお十分な選択肢がある。

一方、クラウドソーシング由来のため案件の質に幅がある。スキルレベルで明確に切り分けられていない案件も多く、目利きが必要。

PROS

  • フルリモート率90%超
  • 案件数14,000件以上
  • 地方在住エンジニアに最適
  • クラウドワークスの大規模クライアント基盤

CONS

  • 案件の質に幅がある
  • マージン非公開
  • 平均単価は中下位
  • サポートは大手より薄い
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大手総合型 #14
// RANK 14 of 14

フォスターフリーランス

// 運営: 株式会社フォスターネット(1996年〜)
63/100
Overall Score
Margin
非公開
Avg. Rate
¥720K/月
Payment
20日
Founded
1996

1996年創業、フリーランスエージェント黎明期から続く老舗。業界最古参の取引実績と、長期参画案件の多さで安定運用を実現している。

支払いサイト20日と業界水準より速く、地方案件・大手SI案件にも一定数アクセスがある。派手さはないが、「長く同じ現場で稼ぐ」運用スタイルのエンジニアには合う。

マージン非公開で平均単価も中位。新規性は薄いが、30-40代の安定志向エンジニアには選択肢として残る。

PROS

  • 1996年創業の業界最古参
  • 支払いサイト20日と早め
  • 長期参画案件が多い
  • 大手SI案件にもアクセス

CONS

  • マージン非公開
  • モダンWeb系案件は少なめ
  • サイトやUIが古め
  • 差別化点が見えにくい
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By Engineer Type

タイプ別おすすめ ─ あなたはどれ?

14社のうち「総合点が高い」のはレバテックやテクフリ。しかし、最適解はキャリアフェーズ・スキル・働き方の希望で変わる。 以下、典型的な6つのエンジニアタイプ別に編集部の推奨を提示する。

TYPE A — 初フリーランス

会社員から独立予定の20-30代

「収入が途切れたら詰む」不安が最大の障壁。給与保証・経費補助といった正社員的セーフティネットを最優先したい。

↳ Editor's Pick
// Alt. レバテックフリーランス(規模で安心)
TYPE B — 高単価追求型

30-40代の中堅/シニア層

5年以上の実務経験、市場価値の自覚あり。マージン透明性・単価最大化が最優先。還元率の高い構造に乗りたい。

↳ Editor's Pick
テクフリ(アイデンティティ)
// Alt. Tech Stock / PE-BANK(長期利用で逓減)
TYPE C — 地方在住

東京以外で稼働したいエンジニア

首都圏中心の大手エージェントでは選択肢が極端に減る。地方拠点もしくはフルリモート率の高さがカギ。

TYPE D — 副業/複業型

本業+副業 or 自分の事業×案件

フルタイム稼働は望まない。週2-3日で生活費を担保しつつ、残りの時間を自分の事業や別案件に投資したい。

↳ Editor's Pick
// Alt. クラウドテック(リモート豊富)
TYPE E — モダンWeb系

React / TypeScript / Go / Rust

SaaS開発・スタートアップ・新規プロダクト系を狙う。GitHub活動が活発でOSS貢献やテックブログがあるとなお有利。

TYPE F — 正社員復帰/キャリア再構築

独立してみたけど正社員に戻りたい

フリーランス経験を活かして事業会社でCTO・テックリードを狙う、または安定基盤を再構築したい。

↳ Editor's Pick
// Alt. Findy(自社開発志向)

結論 ─ 「最強の1社」より「正しい3社の組み合わせ」

この14社を細かく比較してきて、最終的に編集部が辿り着いた結論はシンプルだ。 1社に絞る必要はない。フリーランスエージェントは複数登録が前提であり、案件選択肢を最大化するために3社並行登録を推奨する。

典型的な組み合わせは 「規模 × 透明性 × 自分のタイプ」 の3軸。 本誌が1位に推す テクフリ(株式会社アイデンティティー、透明性軸)+ レバテックFL(規模軸)+ ITプロパートナーズ(柔軟性軸) のような分散登録は、それぞれが拾ってくる案件の重複が少なく、選択肢が3倍近くに広がる。

マージン率の数字に過度に振り回されないことも重要だ。マージン15%だが平均単価¥80万円のエージェントと、マージン10%だが平均単価¥65万円のエージェントでは、手取りは前者が約¥68万円、後者が約¥58.5万円と前者が上回る。 「マージン率の低さ」は判断軸の一つでしかなく、単価 × 案件マッチ精度 × 福利厚生 × 支払いサイクル の総合で見るべきだ。

最後に、エージェントは「使うもの」であって「依存するもの」ではない。担当者の質、保有案件、市場動向は1〜2年で大きく変わる。 定期的に複数社で相見積もりを取り、自分の市場価値を可視化し続けることが、長期キャリアの安定につながる。

// STACK_REVIEW 編集部
// Updated: 2026.05 / Vol.07 / Next update: 2026.08