LISTED COMPANY ANALYSIS

SES・フリーランス上場企業
業績・株価を読み解く

フリーランスエンジニアの案件を支える上場企業4社の業績・株価・投資指標を、独立系メディアの視点で横並び比較。「この会社は経営が安定しているか(エンジニアの経営体力チェック)」と「投資対象としてどう見るか(投資参考データ)」の両面から分析します。

時価総額は2026年5月28日基準/業績は各社最新通期決算
// 業績・投資指標 一覧比較
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企業 コード 市場 主要サービス 売上高 営業利益 営業利益率 時価総額 PER(予)

※ 売上高・営業利益は各社の最新通期決算(TWOSTONE&Sons:2025年8月期/クラウドワークス:2025年9月期/ギークス:最新本決算/みらいワークス:2025年9月期)。時価総額は2026年5月28日基準。PERは予想ベース。クラウドワークスは2026年9月期に構造改革に伴う一時的営業損失を見込むためPERは参考外。

// 個別企業分析

4社の全体像 ─ 同じ「フリーランス関連」でも事業構造は大きく違う

この4社はいずれも「ITフリーランス・人材マッチング」に関わる上場企業だが、事業構造・規模・収益性・成長ステージは大きく異なる。単純に売上の大小だけで比較すると本質を見誤るため、それぞれの特徴を押さえておきたい。

売上規模では「ギークス・クラウドワークス」が先行

売上高で見ると、ギークス(263億)とクラウドワークス(222億)が先行し、TWOSTONE&Sons(180億)、みらいワークス(111億)が続く。ただし、各社とも純粋なフリーランス仲介だけでなく、SaaS・コンサルティング・地方創生・人材育成など多様な事業を含むため、売上の中身は同質ではない。

収益性(営業利益率)では「クラウドワークス」が頭一つ抜ける

営業利益率で見ると、クラウドワークスが約7.2%と最も高い。これはプラットフォーム型ビジネス(クラウドソーシング)の構造的な利益率の高さを反映している。一方、人材エージェント型のTWOSTONE&Sons(4.5%)、ギークス(3.3%)、みらいワークス(2.5%)は、人件費・採用投資が先行するため利益率は相対的に低い。

// エンジニア視点での読み方
「経営体力」を見るなら、売上規模に加えて『利益が出ているか』『成長が続いているか』を見るとよい。案件を継続的に供給してもらう立場としては、急成長中でも赤字先行の局面より、安定した黒字基盤を持つ会社のほうが安心材料になる。ただし成長投資のための一時的な利益圧迫は、必ずしもネガティブとは限らない。

投資指標では明暗 ─ PER・時価総額の差

投資の視点では、みらいワークスのPER8.38倍が4社中最も割安な水準。一方、TWOSTONE&Sons(24.8倍)、ギークス(22.7倍)は成長期待を織り込んだ水準にある。クラウドワークスは2026年9月期に構造改革に伴う一時的な営業損失を見込むため、PERでの単純比較は難しい局面にある。

// 重要な注記
決算期が各社バラバラ(TWOSTONE&Sons:8月期、クラウドワークス:9月期、ギークス:旧3月期→6月期変更、みらいワークス:9月期)であり、また事業構成も異なるため、横並び比較はあくまで参考。特にギークスは決算期変更の移行期、クラウドワークスは構造改革局面にあることに留意が必要。

// DISCLAIMER ─ ご利用にあたって

本ページは、STACK REVIEW編集部が公開情報(各社IR資料・決算short信、各種金融情報サイト)をもとに作成した事実情報の整理・分析です。

  • 本ページは特定銘柄の売買を推奨する投資助言ではありません
  • 掲載数値は2026年5月28日時点の調査に基づきますが、正確性・最新性を保証するものではありません
  • 株価・時価総額は日々変動します。最新情報は各社IR・証券会社サイトでご確認ください
  • 投資判断は必ずご自身の責任で行ってください